宮脇慎太郎写真集『霧の子供たち』刊行



このたび、祖谷を数年に渡って撮影し続けてきた香川県在住の写真家宮脇慎太郎さんの新作写真集『霧の子供たち』が、サウダージ・ブックスより刊行されました。なこちの稲盛も、この写真集制作のお手伝いをさせて頂いています。

写真集『霧の子供たち』は、宮脇さんの前作『曙光』(2015年)と同様に、全て祖谷地域で撮影された作品で構成されていますが、作品集としての印象はかなり違うものになっていると思います。特に、紙質がマット系から光沢系へ、判型が小さく手軽に持ち運べるサイズになったことが大きな違いとなっていて、より広く多くの方に祖谷の世界に入ってもらいやすい仕様になっていると思います。

また構成面でも、祖谷の古地図から起こした地図が挿入されていたり、作品リストのキャプションや文章はすべて日本語と英語で併記されていたりと、祖谷を全く知らない日本語を母国語としない方にもおすすめできるバイリンガル仕様になっています。

写真のことを言葉で勧めるのはかなり難しいことですが、本当に良い写真集だと思います。祖谷を訪れたことがある方にも、ない方にも、在住の方にも、多くの方に手にとってもらいたいと思っています。

<写真集の購入・注文方法>
写真集『霧の子供たち』は、下記サウダージ・ブックスさんのウェブサイト、および直接取引店で購入できます。(一般書店・ネット書店への流通の予定はないそうです)
サウダージ・ブックス有限責任事業組合
https://www.saudadebooks.com/

※祖谷や三好市内など、近隣のお店や宿泊施設 、観光関連施設の皆様、そして個人の方は、私(稲盛)に言ってもらっても、仕入れ注文や購入の手配ができます。ぜひお気軽にお声がけ下さい。

以下、サウダージ・ブックスさんのサイトより、写真集の内容の転記になります。

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宮脇慎太郎写真集
『霧の子供たち』

Photographs by Shintaro Miyawaki
Children of the Mist

2019年11月1日初版第一刷発行

著者 宮脇慎太郎
発行 サウダージ・ブックス

アートディレクション 納谷衣美
翻訳 Doug Baghman、蓮井秀平
校正 佐藤友理
印刷・製本 株式会社イニュニック
協力 稲盛将彦(なこち LIFE SHARE COTTAGE)

仕様 A5判横(縦148mm*幅210mm)/108ページ/並製(PUR製本)
定価 本体2200円+税

【内容紹介】
明日を生きる者よ、このすべてを受け継ぎなさい。
霧の風景はそう私たちに告げる。
私たちは、光を求めてゆく霧の子供なのである。
——今福龍太 人類学者・批評家

瀬戸内国際芸術祭公式カメラマンである気鋭の写真家が、日本三大秘境のひとつとされる徳島県祖谷(いや)、圧倒的なローカルの風景とそこに生きる人々を記録した作品集。

四国最深部の天空の集落であり、平家落人伝説で知られる山里の光と影、聖と俗、野生と人為、そのはざまを流れるものを記録した写真集、『曙光』の刊行から4年。この間も写真家・宮脇慎太郎は祖谷の人々のもとへ通い続け、霧の中の風景に「時」を探るまなざしは一段と深くなっています。本書は、前作『曙光』をもとにしつつ、『曙光』刊行後に宮脇がこの地で撮影した写真を増補分として追加し、「祖谷の光 編」「祖谷の人 編」の2部構成による新たな写真集として編集したものです。国内外の読者を対象に全編日英併記しています。

【著者紹介】
宮脇 慎太郎(みやわき・しんたろう)
写真家、瀬戸内国際芸術祭公式カメラマン。1981年、香川県高松市生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、六本木スタジオなどを経て独立。大学在学時より国内外への旅を繰り返し、日本列島では聖地と呼ばれる様々な場所を巡礼。2008 年、東京から高松に活動の拠点を移す。「日常の中の聖なるもの」を含む風景やポートレートの撮影に取り組む。
https://www.shintaromiyawaki.com/

写真集
『曙光——The Light of Iya Valley』(サウダージ・ブックス、2015年)


















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